車いすユーザーであり、日常的に子どもと関わっている友人Nちゃん。私が絵を描いた絵本「ゆめちゃんのいえで」を子ども達の居る場所に置いてくれました。
「ゆめちゃんのいえで」は、車いすユーザーである女の子ゆめちゃんの小さな冒険のお話。脚本は、NPO法人絵本屋だっこ代表の庄司あいかさん。
半年位前のことですが、こんなことがあったそうです。
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ある日のこと。
A君(仮名)がこの絵本を持って室内をお歩いていたそうで、しばらすると、ペラペラとめくってNちゃんのところにやってきました。
「読む?」と聞いたら
ゆめちゃんをバンバンっと指さして「せんせぇ!!!」
「先生とおんなじだねぇ、車いすよくわかったねー!!」
「せんせぇ!!!」(僕すごいでしょ、といった表情で)
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もしかしたら、A君が車いすの存在を認識したのは初めてかもしれず、先生と他の誰かの共通点を見つけたのも、初めてかもしれず
A君にとって、車いすに乗っている子が特別な存在ではなく
みんなそれぞれに、大好きなことがあるよねー
一緒にやってみたら、楽しいかもー
まずは、そんな風に感じてくれたら嬉しいなと、心から思います。
そして、もしその場に私がいたら、A君にこう伝えたいなと
「N先生もねぇ、ひとりでどんどん出かける冒険好きな女の子だよー、今も(笑)」
(Nちゃんも子どもの時から車いすに乗っていました)
そこではどんな出会いが、どんな物語があったのか、Nちゃん改めて聞いてみたいと思います。
絵本「ゆめちゃんのいえで」
絵:kidsnaco
脚本:しょうじあいか
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