吃音については、様々な書籍、絵本がありますが、こちらは「幼児期の吃音の理解」に繋がることを願って、群馬県で吃音のあるお子さんと関わるお仕事をされている小山陽子さんより脚本をご提供いただきました。
小山さんの原案イラストをもとに、絵本屋だっこの所属作家として、私がイラストを描かせて頂きました。
どのようなイラストを描く時もそうですが、私のイラストによって、絵本のストーリーの感じ方の幅が狭くなってはならないと。受け取り方は、それぞれであり、そこにそっと、イラストがある…
で良いのかなと思っております。
絵本ストーリーは、北海道吃音・失語症ネットワークさん監修のもと、吃音当事者の方からもご意見を頂いています。
Amazon(こちら)からご購入頂けます。絵本の売り上げは、全額、NPOへの寄付になります。
『ぼくのきもち』
作:小山陽子 絵:kidsnaco
絵本サイズ A4スクエア
対象年齢 5歳前後~
以下、Amazonの商品ページに掲載の、絵本の概要です。
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幼児期から伝えたい吃音(きつおん)の捉え方
「あ、あ、あ、あのね」
「こーーーのまえね」
「・・・・・っぼくは」
など、言葉のつかえやどもりが気になるお子さんはいませんか?
それは、吃音(きつおん)という症状かもしれません。
個人差はありますが、就学前の5歳前後から、周囲からのからかいなどにより、うまく話せないことを気にしだすお子さんが多いようです。
そうした、吃音への気づきの前後に。周囲の大人がどう対応するかが、今後、吃音を受け入れていくためにも重要です。
この絵本は、普段から吃音のあるお子さんと関わる仕事をしている筆者が、北海道吃音・失語症ネットワークの監修のもと、吃音当事者の方にも意見をいただきながら作成しました。
子どもたちへの「悩みをちゃんと受け止めるから、話してね」というメッセージはもちろん、どう吃音のことを子どもに話せばいいかわからないという大人の方にも活用していただける絵本になればと思っています。
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